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自然への敬意

2017/03/16
静岡市街を行くと、何やら道なりに木枠や足場パイプを組んでいる様子を目にします。
そう、もうすぐ静岡まつりですね。毎年ですが、この光景を目にする度、「もう静岡まつりか」と過ぎゆく時の流れの速さを実感してしまいます。
 
こんにちは。
このシーズンになると、お花見の計画でわくわくなさる方も多いのではないでしょうか。さくらを仰ぎながらいただくお酒は、何とも風情のあるものです。
ちなみに日本古来から受け継がれているこの行事、実は「神事」だと知る人はなかなかいらっしゃらないのではないでしょうか。
我が国特有の「八百万の神々」をお迎えし、満開のさくらを賛美しながら今年の農作物の豊作を願います。そして神々が天に帰るその時がさくらの散る時と信じられてきました。
この時神々にお供えするお神酒や作物は、神々がお帰りになった後に御下りとしてようやく人々の口に運ばれたのです。
つまり、桜の散る時に御馳走を飲食するというのが本来のマナー。
でも、これは単に「カタチのマナー」。意味をよく吟味すると、「神々に対する畏れ」・「敬い」・「感謝」と共に生活をしていくというこころを垣間見る事ができます。
 
世の中便利が浸透すると、同時に人として大切なこころが見失われがちになってしまいますが、古来から伝わる行事を通し、原点に戻って、「風情」というこころの栄養を満喫してみると、人と時の価値をたっぷり堪能できるのではないでしょうか。
 
セント・オルコット ガーデンではマーガレットやミモザ、サルビア、カモミールやロベリアなど、沢山のお花で賑わい始めました。これからのシーズン、どんどんとお花をつけようと一気に成長し出す為、気温や天気を読み、お花の表情から健康状態を読取ってお世話をしなければなりません。
でもこれこそが、自然への敬い。当然、セント・オルコット ガーデンの専属農家さん達も同じ敬いをもっておいしい作物を育ててくれています。我々は「お花」ですが、こうして創り手のこころを学んでいます。

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